1960年代にアメリカから輸入された自動食洗機は、合成界面活性剤による起泡性(泡立ち)で機械の作動を妨げるため、中性洗剤が使用できないものでした。 そのため60年の時を経ても業務用、家庭用も含めて依然として強アルカリ性洗剤いわゆる「苛性ソーダ」が100%使用されています。昨今は体や環境に悪影響を及ぼす強アルカリ性洗剤以外のものが求められ、酵素洗剤が注目される時代になりました。
注目される理由は。。。
①分解だから洗浄度抜群
②機械の洗浄もいりません
③臭いも分解します
④素手で扱えるから安心安全です
⑤川に流れても生態系に影響しません
酵素の利点は。。。
汚れや臭いも分解するので食洗機自体の洗浄はいりません。濯ぎが1回で済むので水道水は6L(57.9円)に対し7.5L(24.0円)5円/1回の節水できます。1回あたりの酵素剤使用金額は12円となりますので、差し引き7円の洗剤コストになります。手に全く刺激が無く素手で扱える安心で安心な洗剤です。汚れの膜に潜む大腸菌も膜ごと剥離し分解します。生分解度100%なので下水や川に流れても生態系を全崩しません。
従来の熱とアルカリ成分で溶かすのではなく、“高分子の有機物を加水分解”させる仕組みで、21世紀のバイオ技術で実現しました。
酵素の分解対象は。。。
・プロテアーゼ /蛋白質分解・・・・・・・・血液・卵白・肉汁等の蛋白汚染物の分解除去
・アミラーゼ /澱粉・炭水化物・・・・・・・・米粒・糊その他澱粉汚染物の分解除去
・リパーゼ /油脂・・・・・・・・・・・・・・・・・動植物油脂汚染物質の分解除去
・ペプチナーゼ/ ペクチン・・・・・・・・・・・・・ジャム、果汁の汚染物質の分解除去
●天然酵素エコさらりで洗った実際の洗浄画像
画面下が酵素で洗浄した部分 きれいに汚れが取れています。
●食洗機専用酵素で洗浄たグラス比較写真(シャンパングラス編)
左の画像は、通常の洗剤で洗浄したシャンパングラスの泡立ち
右の画像は、天然酵素食洗機専用「エコさらり」で洗浄したシャンパングラスの泡立ち ※きれいに汚れが落ちたグラスは気泡が真っ直ぐ上がって行きます。
●食洗機専用酵素で洗浄たグラス比較写真(ビールグラス編)
きれいに汚れのとれたグラスはエンジェルリング*がグラスに残ります。 ※エンジェルリングとは ビールの泡は直接空気に触れて酸化するのを防いでいます。グラスを綺麗にしてないと特に油脂成分に弱いため泡の蓋が消えて美味しくなくなります。最後までグラスの泡の蓋が残るのが理想でその表れがエンジェルリングです
油脂洗浄比較グラフ(5分後の泡の高さを示したものです)
データ検証先/「アサヒビール株式会社容器・包装研究所・技術開発部」より
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